初夏は植物がもっとも生き生きとする季節

最近では、おうち時間を楽しむ工夫として「ベランダガーデン」の人気が高まっています。
とはいえ、ただ植物を置くだけでは、見た目も使い勝手も中途半端…。
そこで今回は、ベランダやバルコニーを“庭のように楽しむ”ための、小さなリフォームアイデアをご紹介します。


1. 床を変えるだけで「庭感」がぐっと増す

 ・ウッドパネル・人工芝・タイルで“見た目”を刷新

  ①ウッドデッキパネル(例:YKKのリウッドデッキ)
    → ナチュラルで温かみがあり、植物と好相性

  ②人工芝パネル
    → 足触りが良く、小さなお子様やペットがいる家庭にも人気

  ③テラコッタ風タイル
    → 南欧風・カフェ風にしたい場合におすすめ

 ・防水処理・排水経路の確認を忘れずに

   水はけを悪くしない施工が大切(床に敷く前に傾斜確認)


2. 壁面や手すりを活用して「立体的な緑」を

 ・壁掛けプランター・ハンギングバスケットの設置

  ①アイアンブラケットやラティス(木製格子)を取り付けて、ツタやハーブを吊るせるように

  ②100均やDIY素材でも応用可能

 ・目隠しフェンス兼グリーンウォールに

  ①アルミや木製のフェンスを取り付けて、隣家との視線を遮りつつ植物を飾れる

  ②「目隠し×飾る×風通しを保つ」がポイント


3. 植物のお手入れがラクになるリフォーム

 ・水栓の増設 or 簡易ホース接続口の設置

  ①バルコニーに直接水を撒けるようになると、日々の水やりが圧倒的に楽に

  ②壁貫通不要の簡易水栓も最近は充実

 ・排水溝の詰まり対策:ガード設置+定期清掃

  ①プランターの土や葉が排水溝に詰まらないよう、専用の排水カバーを設置

  ②ガーデニング初心者にこそ必要なポイント


4. ガーデニング+αの楽しみ方提案

 ・照明を足して夜も楽しめる空間に

  ①ソーラーライトやマリンライトで雰囲気UP

  ②夜のリラックススペースとしても活躍

 ・小さなベンチやカフェテーブルで「アウトドアリビング化」

  ①折りたたみ式の家具や防水クッションを組み合わせる

  ②植物に囲まれながら、コーヒーや読書のひとときを


ベランダは「もう1つの部屋」として活用できる、大きなポテンシャルのある場所。
ちょっとした床材の工夫や壁面活用、そして手入れのしやすさを考えた小リフォームで、
“緑のある暮らし”を手軽に、長く楽しむことができます。